いますぐできる！特技の見つけ方の秘訣を伝授｜即実践で悩み解決

絶対見つかる！ 過去の自分を振り返って特技を見つけよう

キャリアアドバイザーコメント

まずは基本から！ 特技と趣味の違いを知っておこう

そもそも面接官が特技を聞く目的とは？

緊張をほぐしたい

面接で特技を聞く理由は、就活生の緊張をほぐすためです。特技はプライベートでもアイスブレイクとして出てくる話題のため、志望動機やガクチカと比べリラックスして話せる傾向にあります。面接官は、就活生に本来の力を発揮して欲しいと思っているので、特技の質問をされたときは一旦落ち着き、自分のペースで話し始めてみてください。

人間性を知りたい

面接で特技の質問をする理由は、就活生の人間性を知りたいからです。特技を聞けば、就活生の得意なことや、どのように特技に取り組んでいるのかを知れ、人間性がわかるきっかけになります。つまり、誰しもが驚くような立派な特技は必要ないことがわかりますね。

気づいていないだけ！？ 特技が見つからない原因

特技と名乗るまでのハードルが高い

特技はとても特別な力だという認識のままでいると、自分の中に隠れている特技がなかなか見つかりません。「自信を持って言える成果や想い」があれば、それは自分の特技だとアピールしてもいいのです。特技が見つからなくて困っている人は、特技に対するハードルを下げてからもう一度考え直してみると、自分の中にあるものが見つかるかもしれません。

自己分析が足りていない

一度した自己分析は宝物です。もし自己分析ノートを付けていたら、もう一度見返して過去に得意だと感じたことを思い出してみてください。特技がまったく無い人はいないので、どこかにヒントが隠れているはずです。

得意だと自覚していない

選考直前のタイミングで、慌てて新しい特技の習得をする必要はありません。過去の経験をもとに特技を見つけた方が選考でプラス評価を狙えます。特技だと自覚している理由を過去の経験から語れた方が、言葉に説得力が生まれますよね。

自己分析をすることで、自分にとっての良い仕事を見つけやすくなるかもしれません。せっかく就職するなら良い仕事に就きたいですよね。良い仕事とは何かについて、解説しているのでチェックしてみてくださいね。
良い仕事の条件とは？ 自分に合った仕事の見つけ方を実例付きで解説

キャリアアドバイザーコメント

特技を見つける参考に！ 自分のこれまでを見直す10のヒント

①自己分析から想起

徹底した自己分析から特技を想起させる方法があります。自己分析のやり方はさまざまですが、特技を見つけたいときには自分に「なぜ？」を問いかけ続ける方法が有効です。

例を出すと「好きな授業は中国語」をべースとし、それに対し「なぜ？」を繰り返します。「なぜ中国語が好きなの？」「知らないことを知れるから」「なぜ知らないことを知れるといいの？」といったようにどんどん「なぜ？」を深めてみてください。

気づけば自分でも気づいていない深い考えや強みが見つかり、特技発見の手助けになるりますよ！

②中学・高校生活を思い出す

選考になるとどうしても大学生活に限定してしまいがちですが、実は中学・高校生活にも特技を見つけるヒントは転がっています。

今は辞めてしまったけど、中学・高校時代に熱中していたことがあれば、それは今でもアピールできる特技です。昔のことだからと思わず、たとえばスポーツの場合はもう一度実際にやってみるといいかもしれません。

③周りと比べて得意だったこと

周りと比べて得意だったことがあれば、それはまぎれもない特技です。周囲よりもうまくできた経験はそのまま選考でもアピールできます。

なかなか思いつかない場合は、物事を細分化して考える方法も試してみてください。たとえばスポーツの場合「球技は苦手だけど、マラソンは平均より記録が上だった」のように、全体で考えず競技ごとに思い返してみると、特技発見に近づけるかもしれません。

④過去の成功体験

過去の成功体験についての深掘りは、自分でも気づかない特技を発見するのに向いています。まず、過去に成功した体験を思い返してみてください。そして、なぜ成功したのか理由を並べていきます。この理由の中に、成功の要因になった特技が隠れているのです。

たとえば「ゼミのグループ発表で、プレゼンテーションする役を担ったところ、見事成功した」のであれば、あなたにはプレゼンテーション能力が備わっているかもしれません。

⑤習慣化していること

自分の中で習慣化しているものはありませんか。習慣化しているものが、いつの間にか特技になっている可能性があります。

たとえば、毎日コーヒーを欠かさず淹れている場合、気づけばコーヒーの美味しい淹れ方や知識を習得しているかもしれません。自分では当たり前と思っていることが、他人から見たら立派な特技になっているはずです。

⑥感謝されたこと

人に感謝された経験の中に、あなたの特技が隠れているかもしれません。

たとえば、誰かの悩みを解決し感謝された場合「悩みを解決できた理由はなにか？」を探ってみてください。気づかぬうちに特技を発揮していた可能性があります。

⑦学校の授業

日々受けている学校の授業には、特技のヒントがたくさんあります。もちろん、得意な授業があればそれを特技にしてもまったく問題なく、成績が伴っていればアピールも簡単です。

そのほかにも、授業をきっかけにして特技に気づく方法があります。それは、成績が良かった科目について詳しく分析する方法です。たとえば、論文の課題が好成績だった場合、文章を書くのが特技であると気づけます。

⑧人に教えた経験

物事を人に教えた経験は、特技発見の大きな助けになります。人に教えられる技量があれば、それは特技と言えるからです。

面接で特技を聞かれたときには「なぜそれが特技なのか」を伝えなくては、面接官に響く返答になりません。人に教えた経験があればそのまま伝えるだけで大きなアピールができます。

⑨アルバイト

アルバイトで得た技能は、自信を持って特技にしてください。アルバイト中は周りも同じ仕事をしているので気づきにくいですが、実は特技といえるような力が備わっているはずです。

普段やっている業務を一つひとつ思い返してみると、特技につながるものが見つかりますよ。

⑩資格

目に見えた成果のある資格は、特技としてアピールするのに最適です。なぜなら、自分に技能があることを、資格という証拠が裏付けてくれるからです。

たとえば、パソコンが特技だとアピールしたいとき、パソコン関係の資格を持っていると話すだけで信憑性が増しますよね。自分がなにか資格を持っている場合は、特技としてアピールできないかを考えてみてください。

発想の転換で見つける！ 3ステップで長所を特技に変える方法

①長所を考える

長所を特技に変える3ステップ1つ目は、長所を考えることです。まだ自分の長所を思いついていない方のみ実践してください。長所の見つけ方は特技の発見方法と似ていて、自己分析をおこなうのが有効です。

もし、自己分析をしても長所が思いつかない場合は、短所から考える方法も試してみてください。実は、短所は長所に置き換えが可能なのです。たとえば「自己主張が強い」のが短所だとしても「主体性がある」と言い換えるだけで長所になります。

②長所を発揮できたシーンを思い出す

自分の長所を思いついたら、次は長所を発揮できたシーンを思い出してください。長所を活用して困難を乗り越えたり、人を助けたりしたことがあると、特技に変換しやすくなります。

③特技に書き換える

最後に、長所を発揮できたシーンをもとに、長所を特技に置き換えてください。長所を発揮したシーンを具体的に思い返してみると、そこには特技に言い換えてアピールできるような出来事が隠れています。

下記のすべてのステップをまとめた例を参考にして、長所を特技に変えてみてください。

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これだけは選ばない！ 選考でマイナス評価になる特技

政治、宗教

政治・宗教に関するものは、選考の場にふさわしくありません。個人のプライベートにかかわる内容は面接の場には適さないのです。特技の話なのであまり関係がないかもしれませんが、政治・宗教を思い起こさせるようなものは選ばないように意識しましょう。

ギャンブル

面接官は、入社後も活躍してくれそうかを判断基準にして就活生を見ています。ギャンブルをアピールをしても、入社後の働き方に不安を感じさせるだけですよね。相手の立場を考えて発言を選ぶことは、選考におけるマナーです。

犯罪を想起させるもの

犯罪を思い起こさせるような発言をしても、常識を疑われるだけでなにもいいことはありません。ほかの質問をしっかり返答したとしても、挽回できないほど信用がなくなってしまいます。

特技を見つけるヒント！ 就活でアピールできる特技一覧

特技を見つけるコツや、長所からの変換方法を伝えましたが、自分だけの特技は見つかったでしょうか？ まだ特技が見つかっていない人のために、就活でアピールしやすい特技を一覧にしました。カテゴリ別にチェックをして、特技を見つけるヒントにしてください。

就活でアピールできる特技一覧

自分を見つめ直しても特技が見つからない場合は？

周りの声を聞く

周りの人に聞くことは「他己分析」とも呼ばれている自分を知るための方法です。家族や友人、アルバイト先など、いろんな人に聞けば聞くほどさまざまな答えが返ってきて参考になりますよ。

趣味を特技にできないか

趣味は「楽しみでおこなていること」で、特技は「自分の得意なこと」です。趣味を楽しんでいる間に、特技といえるまで技能が身につくことは十分ありえます。自分の趣味が、気づいたら特技になっていないかをチェックしてみてください。

興味があるものを実践

以前から興味があるものがあれば、特技を見つける意識でチャレンジをしてみると、自分の気づいていない部分に出会えるかもしれません。もちろん、実践したこと自体がうまくできれば、それを新しい特技にもできます。

企業が求める人材から考える　

選考は、自分が企業の求める人材だとアピールする場です。面接で特技を聞かれたときも、求める人材と合っている印象を持ってもらえばプラス評価になります。特技が見つからないのであれば、先に企業の求める人材を確認して、特技に繋げられないかを考えてみてください。

たとえば、企業が求める人材が「コミュニケーション能力」だった場合、自分がコミュニケーションを発揮した場面がないかを思い返してみます。もし心当たりがあれば、企業が求める人材とマッチした特技としてアピールができますよ。

キャリアアドバイザーコメント

あとは伝えるだけ！ 面接で特技を聞かれた時の効果的なアピール方法

特技はなにかを話す

まず「私の特技は○○です」と、自分の特技はなにかをハッキリ伝えてください。はじめに結論から話すことによって、面接官も理解しやすくなります。

その特技を持っている理由がわかるエピソードを伝える

特技はなにかを話したら、その特技を持っている理由がわかるエピソードを伝えます。面接官は、特技の内容で合否を判断しているわけではありません。

特技を習得するまでのプロセスを聞いて、就活生の人間性を確認しているのです。等身大のエピソードを話して、あなたの人柄をアピールしてください。

特技で残した成果を示す

エピソードを話したら、次に特技で残した成果を伝えてください。自分には語れるような成果がないと焦る必要はありません。実は、面接官は成果の大小を重視しておらず、エピソードを裏付ける証拠を聞きたいだけなのです。

たとえば「ギターで好きな曲を弾けるようになった」ことも立派な成果になります。

仕事でどう活かせるのかアピールする

最後に、仕事でどう活かせるのかをアピールします。特技を習得するまでにした努力を、実際の職場で活かす方法について具体的に話してください。企業が求める人材とアピールしたい力をマッチさせると、面接官の印象にも残ります。

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今すぐ自分だけの特技を見つけて選考を突破しよう